11月24日長崎県の旧池島炭鉱を視察しました。
池島炭鉱は、長崎県の西彼杵半島の沖合7㎞にある周囲4㎞の池島周辺に広がる炭鉱で、1913年当時の会社が設立され、買収によって社名が代わるなどしながら2001年閉山となりました。その後、海外からの研修生を受け入れたりしていましたが、2007年までに終了して、現在は、観光客の坑内見学などを行っています。良質の石炭を供給し、島は賑わっていましたが、2500人の従業員も解雇され離島するなど、現在の居住者は150人ほどで、小中1800人いた生徒も、小学生2人だけとなり、島民の生活も厳しくなっています。閉山後も施設などはそのまま放置され、貴重な遺産も朽ち果てようとしていました。島の大部分を占める炭鉱後は、今も会社が所有しており、県や長崎市も買い上げることが出来ず、島民は不安がっていました。
11月24日長崎県の廃坑となった旧池島炭坑を視察に行き、住民の皆さんなどと意見交換をしてきました。